5065号 映画「ぶあいそうな手紙」

映画の邦題が良くないのがあると書いたことがありますが、この映画の邦題は最悪です。

珍しいブラジルの映画でした。
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あらすじは:
<ブラジル南部、ポルトアレグレの街。
エルネストは78歳の独居老人。
隣国ウルグアイからやって来て46年。
頑固で融通がきかず、本が好きでうんちく好き。
老境を迎え、ほとんど目が見えなくなった。
もうこのまま人生は終わるだけ。
そう思っていたある日、一通の手紙が届く。
差出人はウルグアイ時代の友人の妻ルシア。
エルネストは、偶然知り合ったブラジル娘のビアに手紙を読んでくれるように頼む。
「手紙の読み書き」のため、一人暮らしのエルネストの部屋にビアが出入りするようになるが、それは、エルネストの人生を変える始まりだった。

ワケありのビア、唯一心を許せる隣人ハビエル、昔の友人の妻ルシア、折り合いの悪い息子のラミロ……。
心を正直に伝えられないエルネストが最後に宛てた手紙の相手は?>


ブラジル娘のビアのことを、エルネストは当初、同じアパートの住民だと誤解しています。

ビアもそのふりをしていますが、犬の散歩を頼まれている単なるアルバイトだと、後でわかります。

ビアはエルネストがいない間に、コピーしたカギで部屋に入り込み、置いてあるお金を盗ったりします。

彼女には素性の良くない男がいて、その男までエルネストの部屋に入り込もうとします。


さてタイトルの話ですが、現代は「A os olhos de Ernesto」、「エルネストの目で」と訳せます。

ルシアに返事を書くとき、ビアに口述筆記させます。

エルネストが最初に言ったのが、Estimado Luciaだったのです。

するとビアは、「Estimado(拝啓)なんて、ぶあいそでよそよそしい」と告げます。

ビジネスレターで使うような言葉は、親しい友人にはよくないというアドバイスです。

エルネストは「Querido(親愛なる)」と言い換え、ビアは「それでいい」と言います。

この辺のことが「ぶあいそうな手紙」となった訳ですね。

わざわざ「ぶあいそう」とつけなくてもいいと思いますが。


手紙の相手の名前はルシアですが、ブラジルのポルトガル語では「ル」にアクセントがあります。

スペイン語では「シ」にアクセントがあります。

エルネストはビアの発音を直します。


そういえばブラジルでは「ルーシア」だったなあと覚えていますが、スペイン語の「ルシーア」は忘れていました。

隣のハビエルとチェスをして、お互いの健康診断の数値を言い合って、勝った負けたと子供のようです。

いい映画でしたね。

http://www.moviola.jp/buaiso/

5064号 タウンWifi

日本に来る外国人は、今はいませんが、かつてこういうクレームがありました。

「日本はWi-Fiが少ない」

確かにその通りですが、最近は少しずつ増えてきています。

ところが多くの施設では、サインインする際パスワードの入力を求められます。

パスワードが要らないフリーWi-Fiでは、いちいち何回かのタップが必要になります。

地下鉄がそうです。

私は電車内では、目によくなさそうなので、あまりスマホを見ないようにしています。

最近インストールしたアプリに「タウンWifi」というのがあります。

これだと、地下鉄に乗ると、なにもしなくてもいつのまにか接続しているのです。

JRでもOKでしたし、デパートでも大丈夫でした。

コンビニやチェーンのカフェなども可能ですが、コンビニでスマホを出すこともないので、確認はしていません。

最初、どんな感じなのか確認してからカミさんにすすめようと思っていましたが、いいアプリなので彼女のスマホにも入れてあげました。

5063号 写実絵画

千葉の「ホキ美術館」は写実専門絵画の美術館です。
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昨年の台風19号の豪雨による水害の影響で、長い間休館していましたが、8月1日ようやくリニューアルオープンできました。

建物は斬新で、内部もなかなかの出来です。
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入口では検温センサーと消毒液が供えられています。

1Fは「森本草介」の企画展でした。

B1にはその他の画家の作品が展示され、その迫力に圧倒されます。

絵画展はここ2,3年よく行きますが、観ているうちに自分の好みのジャンルが出来てきます。

写実絵画は、一番好きになった絵です。

写真じゃないか?と見間違えるほどの精密画で、ずっと見ていても飽きません。

女性モデルの髪の毛の一本一本、風景画では木々の何千枚もの葉が細かく描かれています。

想像を絶する出来栄えです。


この美術館には1Fにイタリアンレストランが、B1にはカフェがあります。

初めにイタリアンレストランに行くと、「予約してますか?、あっ大丈夫です、お席をお取りします。」なのですが、コース料理しかなく、カミさんにはちょっと重いかなと、カフェの方で軽く食事をしました。

コース料理だけというのは、いかがなものかと思います。

軽くサラダ、スパゲッティ、コーヒーくらいのメニューがあってもいいのではと思いました。

https://www.hoki-museum.jp/

5062号 かき氷が食いたい!

数日前から「かき氷が食いたい!」と思うようになり、「でも瑞江じゃねぇ・・ファミレスじゃおいしくないし・・・」

翌日新宿伊勢丹のレストランで食事をした際、テーブルにかき氷のメニューが置いてありました。

とは言ってもイチゴと抹茶の2種類だけ。

イチゴを注文しましたが、なかなか出てきません。

やっと届いたのがこれ。
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15cm四方の器にびっしり!。

白玉が3つとアイスクリームが添えられています。

白玉はいま作ったかのようでとてもおいしい!

初のかき氷はおいしかったけれど、でかすぎてとても完食は無理。

レジで会計する時「多すぎて・・」というと、笑いながら「みなさんそうおっしゃいます」でした。


5061号 AIG全英女子オープン

女子の全英が終わりました。

昨年の覇者、渋野日向子は予選落ちですが、リンクスコースが初めて同様で、仕方がないですね。

むしろこれから行く、アメリカのコースの方が合っているでしょう。

コロナ休暇の間、トレーニングを重ね、体が大きくなったように見えます。

アドレスが以前と少し変わりました。

それが原因とは思えませんが、いずれ蘇ると期待しています。

渋野のインタビューでは「私の写真がいたるところにある」と行っていましたが、テレビに映るこの写真がなかなかいいですね。
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一方上田桃子は頑張りました。

最終日のノーボギーは立派です。

優勝したのはドイツの選手で、2年続けて「無名選手」の優勝でした。

ゴルフは難しいですね。


5060号 万引きが増える

歌舞伎の演目に「弁天娘女男白浪」(べんてんむすめ めおの しらなみ)というのがあります。

「青砥稿花紅彩画」(あおとぞうし はなの にしきえ)の一部ですが、白波五人男の芝居です。


<鎌倉雪の下の浜松屋に、若党四十八(よそはち)を供に連れた美しい武家娘が現れる。早瀬主水(はやせもんど)の息女お浪と名乗り、婚礼支度の買い物をする彼女は、品物を選ぶうちに、そっと鹿子(かのこ)の裂(きれ)を懐中した。

帰ろうとする娘の懐から、鹿子の裂を引き出した浜松屋の番頭は、万引きと思い込み怒って娘の額を算盤で打つ。しかし若党の話から、鹿子は他の店山形屋の品であったことが分かる。>

万引きと疑われて、その落とし前を脅し取るという詐欺恐喝の世界です。

結局男が女装しているとバレてしまうのです。


先日のブログで、本屋で「袋は要らないと答えて、本をそのまま手にして店を出た。なんとなく万引きしたように思えるし見える。」と書きました。

そして「これから万引きが増えるだろう」と予想しましたが、やはり増えているそうです。

原因はマイバッグ。

マイバッグを抱えて店内を歩くうちに、こっそり商品をバッグに入れてしまうのです。

ブログにも書きましたが、レジ袋はその店で買ったという証でもあります。


最近は私のバッグには、大小レジ袋がしまってあります。

買い物したときレジで「袋は要らない」と告げ、持っているレジ袋を出すのですが、小さい商品なのに、バカでかい袋が出てきたりして、思わず笑ってしまいます。

これを書いているうちに、ブラジルのスーパーのことを思い出しました。

たしか買い物客が持ってきたバッグは、一旦預けなければなりません。

買い物が終わり、レジ袋に詰めてもらった後、預けどころで番号札を渡して返してもらうのです。

不信用社会ですからね。


5059号 映画「マルモイ」

マルモイは戦前の日本統治時代の話だ。
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<1940年代の日本統治下の朝鮮半島で言語が朝鮮語から日本語に変わり、名前も日本式となっていく中、母国語を遺したい思いで全国の言葉・方言を集めた「マルモイ(ことばあつめ)作戦」の史実をベースに描いたドラマ。

親日派の父親を持つ裕福な家で育ったジョンファンは、失われていく朝鮮語を守るために朝鮮語の辞書を作ろうと各地の方言などあらゆる言葉を集めていた。

盗みなどで生計をたてていたパンスは、ジョンファンのバッグを盗んだことをきっかけに、ジョンファンとかかわるようになる。

学校に通ったことがなく、朝鮮語の読み書きすら知らなかったバンスはジョンファンの辞書作りを通して、自分の話す母国の言葉の大切さに気づいていく。>


日本人が見るとちょっと不愉快なシーンがたくさん出て来る。

「このやろう! 朝鮮人!」と言いながら、警棒で殴ったりする。

例によって日本人役の俳優の日本語は、すこし変なのは許せる。

相変わらず語頭の濁音が言えない。

後味の悪い映画だが、あれは一つの例であって、韓国で全体的に反日教育が行われているのはなんとも悲しい。

あの映画を観れば、誰だって日本人は悪いヤツということになる。

10年かけて集めた辞書のデータが最後に見つかり、ハッピーエンドとなるのが、せめてもの救いだ。

https://marumoe.com/


5058号 蛇の目傘

家でふと鼻歌に「あめあめふれふれ かあさんが・・・」が出てきた。

第一にこの歌の題名はなんだっけ?、全然知らない。

そして1番の歌詞は知っているが、そのあとの歌詞が切れ切れでしかわからない。

しらべてみると、知らない2番があった。


あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかえ うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこゆこ かねがなる
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン


北原白秋の作詞で、1925年の作品だ。

タイトルは「あめふり」とは恐れ入った。

この蛇の目傘だが、当時も高級品だったとか。

ずぶぬれの「あのこ」は、おそらく貧しい境遇の子だろう。

見ず知らずの少年から傘を貸してもらうが、返す当てはおそらくあるまい。

昔の母親なら、「どこの誰かも知らない人からこんな高いものを借りてしまって・・」と叱るだろう。

この話は続きを作れる。

韓国ドラマだ。

少年は財閥の御曹司で、泣いていた少女は美しく成長する。

ある機会に二人はゴタゴタに巻き込まれ、そのうちに傘を貸したあの子だったと知る。


勝手な妄想でした。

歌詞は1925年なので、著作権保護が70年だとしても、これは書いても大丈夫と思いました。

5057号 コロナ下の映画館

コロナ下の映画館ではコロナ対策を工夫している。

最近の映画館に行っていない人に紹介すると、チケット売り場に行き見たい映画と時間を言うと、ディスプレイに座席の画面が出て来る。

その中から座りたい座席を選ぶのだが、もちろん一人置きでしか座れないようにしている。

カップルだとそれを無視して、並んで座るかもしれないが、大体私が行くような映画には、年配者はいてもカップルはいない(笑)。

そして前の人の頭が正面にこないよう、ずらして座るよう座席を設定している。

例えば14:10開演の映画だと、10分前にしか入れない。

そのためロビーで言葉は悪いが、何人かがたむろしている。

でも三密にならないようにはしている。

そしてどの映画館にも、近日上映の映画のチラシが置いてあり、これは観ようと思うものがあれば、バッグに入れる。

先日のある映画館で、高齢の男性だったが、次から次へとチラシを回収し、厚さ1cmくらい持っていった。

私は2枚だったが、好きな人がいるものだと呆れながら感心した。


5056号 コロナ下のデパート

デパートの売り上げが下落傾向となって、もう10年以上、いやもっとか。

そしてコロナ下でさらに追い打ちをかけている。

いまや場所貸し業と化したデパートだが、地下の食品売り場だけはにぎわっている。

そのデパートに最近何度か行ったが、人海戦術で臨んでいる。

普通入口は複数あるが、閉鎖しているところがある。

普段使っているところが使えず、大回りしなくてはならない。

メインの入口には、「入口専用」と「出口専用」と分けられており、一方通行になっている。

そして人員を配置して、また最新の検査器で入ってくる人の体温を計測している。

もちろん中へ入っても全員マスク装着だ。

レストランでは、座れない椅子があったりして、収容人数を制限している。

仕方がないが、あれでは売り上げが減るのは当然だろう。

客の立場から思えば、空いてて助かる。

デパートの経営がいつまでもつのか心配だ。

5055号 昆虫が苦手

夏休みの子供たちが、虫取り網を持って昆虫を獲るシーンがテレビに流れます。

捕まえると手でつかみ、袋に入れたりしています。

あのあと虫をどうするのでしょうか。


小学校のころ、夏休みの宿題で昆虫採集がありました。

私はどちらかというと、昆虫が苦手で苦労したものです。

よく分析してみると、昆虫が苦手な原因は「突然に動く」からのようです。

アリのような虫ならなんとも思いません。

小学校の友人がでかい蛾の標本を作っていました。

私は特に蛾が大嫌いなのです。

後期高齢者のいまでも、蛾はどうも好きになれませんが、最近はあまり見ないようになっているので、しばらく忘れていました。

玄関わきの園芸コーナーでは、カミさんが花の手入れをしていますが、かならず蚊に刺され、虫に食われます。

虫は男より女が好きなようですが、怖いので近寄りません(笑)。


5054号 熱中症

メディアではうるさいほど、熱中症に気を付けるよう、注意喚起しています。

水分を摂る、エアコンを適切に・・・。

思えば8年前、友人を熱中症でなくしましたが、それと同じことが起こりました。

私の姉は78歳、国分寺の自宅に一人で住んでいます。

建物は二世帯住宅で、亡き夫の姉も住んでいます。

息子が一人、結婚して別のところに住んでいます。

その甥から一昨日夕方電話があり、姉が亡くなったと話しました。

8年前の友人と同じで、エアコンが嫌いで、冷房なしに寝ていてのことでした。

寝るときはエアコンを使いなさいと、テレビでもさんざん伝えていたのにどうしたのでしょうか。

甥は「いつも注意していたけれど、母はガンコで言うことを聞かなかった」と言いました。

叔母が発見して救急車を呼びました。

同日午後7時12分死亡が確認されました。

甥と電話でこれからなすべきことなど、自分の経験を伝えました。


まだ危ない日が続きます。

私の近しい人でも、夜エアコンを使わないという人がいます。

命には代えられないので、皆さんもどうぞエアコンをつけて寝てください。


5053号 中央構造線

日本列島ほど複雑な地下構造を持っている国は他にないでしょう。

NHK「ジオジャパン」という番組でつくづくそう思いました。

1億年前、日本列島がまだ大陸の一部だったころ、南から迫った太平洋プレートが大陸のプレートに潜り込みます。(画像はNHK放映のもの)
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二つのプレートの接触面が削り取られ、残った茶色の部分が海側の土地になります。

二つの境目が中央構造線になります。


まだ大陸の一部だった、「原日本列島」。
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中央構造線を持ったまま「原日本列島」の部分が離れます(2500万年前)。
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これが現在の中央構造線。
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300万年前、日本列島に迫るフィリピン海プレートが、東側にある太平洋プレートに押され、西向きに45度進行方向を変えます。

するとその動きに影響され、中央構造線の海側(海由来側)が西側にずれてしまいました。

下の写真では、四国が300万年かけて約18kmずれたことを示しています。

そのため元は一つの川で瀬戸内海に注いでいた吉野川が切断されてしまいます。

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日本列島に関係するプレートは、東日本が北米プレート、西日本がユーラシアプレート、そしてフィリピン海プレートは日本のそばで沈み込んでいます。

太平洋プレートは日本海溝で北米プレートの下に潜り込んでいます。
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日本列島は満身創痍です。

地震や火山活動が盛んで、自然災害が多い国です。


この記事を書く際、調べていると長野県に「大鹿村中央構造線博物館」という施設があることを知りました。

行ってみたくなりましたが、ちょっと遠いのです。

https://mtl-muse.com/

5052号 地下鉄にて

地下鉄の中でこんなことがありました。

瑞江で優先席に座ると、反対側に青年が座っていました。

例外なくスマホをいじっています。

「なんでこんな若者が優先席に座るんだ!」と、思わず心の中で叫ぶのです。

しばらく見ていますと、次の次くらいの駅でしたか、おばあさんが入ってきました。

すると若者はすくっと立ち上がり、席を譲りました。

おばあさんは2本、ちょっと高そうな杖を持っていて、身に着けているものもおしゃれなものでした。

胸には心臓ペースメーカーの札をつけて座っています。

隣のごつい中年男はそれに気づかず、スマホを操作していました。

いくつ駅が過ぎたでしょうか、おばあさんがそばに立っていた、あの席を譲った若者に、コインのようなものを渡していました。

100円かなとおもいましたが、風体から見れば500円が相当だと、勝手に想像しました。

そしておばあさんが降りるとき、「ありがとうございました」と青年にお礼を言い、電車から降りて行きました。

私の最初の憤懣は消えました。

最近優先席に座る若者を見ると、中野信子の著書にある「正義中毒」の気持ちが湧いてきます。

私もその「正義中毒」に罹っているのでしょう。




5051号 ある日の昼食

先日新宿で食べたそばで、疑問がありました。

これが食したそばです。
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食べ終わってレジで店主に質問しました。

「そばの猪口がこんなひろい器なのはどうしてですか? 私はいつも小さい猪口でかならず手に持って食べるのですが・・。」

左の汁は天つゆで、真ん中の大きい器がそば用です。

店主はニコニコしながらこう答えました。

「お客様の中には、天つゆではなく、そばつゆにてんぷらを漬けたいとおっしゃる方がいるので、食べやすいように広い器にしているのです。」

「そばつゆに浸して食べると、汁に味が移っておいしいという方がいるのです。」

「なるほどそういうことですか、わかりました。」

「あのでかいかき揚げを、そばつゆに浸すのは、広い器でないとダメですからね。」

「では次回来たら小さい方を注文しますね」

「ありがとうございました!」と店主。

いままで他でも広い器が出て来ることがありましたが、これは小さいのに替えてもらうよう、頼めるということですね。


5050号 映画「パブリック 図書館の奇跡」

久しぶりに有楽町の「ヒューマントラスト」へ行った。

いつものように早めにチケットを買うのだが、もうかなり立て込んでいた。

選んだ席はC9、前から3番目だ。

チケットをポケットに、昼食の物色に出かけた。

有楽町銀座にはそば屋は少ない。

事前にネットで調べていた店に行ってみた。
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そして時間つぶしに喫茶店へ。この辺の喫茶店は高い。
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そろそろかと、映画館へ出かけると、やはり人がたくさん待っていた。

でも座席は一人置きになっていて、わたしのC9も安全な位置だった。


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<オハイオ州シンシナティの公共図書館のワンフロアが約70人のホームレスたちに占拠された。
記録的な大寒波の影響により、市の緊急シェルターがいっぱいで彼らの行き場がなくなってしまったのだ。
彼らの苦境を察した図書館員スチュアートは図書館の出入り口を封鎖するなどし、立てこもったホームレスたちと行動をともにする。
スチュアートにとってそれは、避難場所を求める平和的なデモのつもりだった。
しかし、政治的イメージアップをねらう検察官やメディアのセンセーショナルな報道により、スチュアートは心に問題を抱えた危険な容疑者に仕立てられてしまう。>

<寒さをしのぐための行動が、野心丸出しの市長や凄腕の交渉人を引っ張り出す事態となり、さらに駆けつけたマスコミに婉曲報道され、一大事件に膨れ上がってしまう!
武器もなければ攻撃する意志もないホームレスと図書館職員。
「敵」と断定されたこの事態に、どう収拾をつけるのか……?> 


原題は「The Public」で、「公共とはどういうことなのか」と考えさせられる演出になっている。

主人公の図書館員は、まじめで要領が悪く、状況説明もちゃんとできず、そのため犯罪者扱いされてしまう。

公共の建物は、開館閉館の時刻が決められているし、そこで寝泊まりするなど認められてはいない。

70人のホームレスは、市のシェルターが満杯で行き場がない。

外は極寒の世界で、外にいれば凍死してしまう。

図書館員二人とホームレス70人。

外見上は図書館員の反乱デモともとれるし、ホームレスの図書館員監禁ともとれる。

結局図書館員を含め、全員が検挙されてしまうが、エンディングは想像もつかない方法でびっくりした。

https://eiga.com/movie/92506/special/

5049号 中国の歴史ドラマ

昨年の末、ブラジルに赴任していた早稲田と慶応のOBの懇親会がありました。

もう25回も開催されているのですが、出席者の高齢化がどうしようもなく、今回で最後ということになりました。

シュラスコを食べながら、斜め前の早稲田OBの奥さんと、韓国ドラマについて語り合いました。

「最近の時代劇はつまらない、昔の〇〇なんかとてもよかった」とか。

そのうちに奥さんから「中国ドラマのXXを見ているけど、これは面白いですよ」とコメントがありました。

いろいろ話していると、その奥さんが「珍しいですよね、男の人が・・」と言うのです。

つまり男性はドラマなんか見ない人が多い、ということのようです。

「韓国ドラマでは、これこれが良く出来ていて見ごたえがありますよ」と教えると、「DVDを借りてみます」とのことでした。


話はこれで終わりですが、最近の我が家は朝鮮時代ドラマが少なくなっているので、一つも見ていませんが、中国ドラマは増えましたね。

中国ドラマは、朝鮮ドラマに比べ、一言で言うと単純なので先が読めます。

ひねりも朝鮮ドラマほどではありません。

宮廷系ドラマが2本、三国志系が1本は放映中で、終了したものが2本あります。

スン・リーという女優が出ていると見逃せません。

「おうちで自粛」生活には、テレビドラマが最適ですね。

あと中国ドラマではありませんが、トルコで制作した「オスマン帝国」のドラマがシリーズ4が放映されていて、これもファンです。

男ですが、こんな生活をしています。







5048号 かんぽの宿

潮来の方のゴルフ場で久しぶりのラウンドをしました。

ジェイゴルフ霞ケ浦という、会社時代はここのメンバーにしてもらったコースで、もう何十回もやっています。

コロナ対策は十分で、レストランは横長のテーブルに替え、「最後の晩餐」方式のしつらえでした。


ラウンド中気が付いたのですが、キャディーバッグの仕切りが一部壊れて、ドライバーなどのウッド類を入れる場所の仕切りが折れていました。

そのためいくら本来の場所に入れても、いつの間にか、その下のアイアンを入れるところに落ち込んでしまっているのです。


それは家に戻って修理しようとそのまま車に積み込み、「かんぽの宿潮来」に行きました。

ここも何度も来ているのですが、最後に来たのが5年前で、メンバーカードが失効していました。

早速お風呂です。

4階の湯舟から、霞ヶ浦の北浦がよく見え、対岸の道路を走る車まで見えます。

遠くには鹿島スタジアムが見え、夜になると試合のある日はライトが煌々とついているのが見えます。

この日は試合はなかったようです。

以前はペロッとたべられた夕食も、少しは残すようになりました。
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もちろんたんぱく質を摂りすぎないよう注意してですが。
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コロナ対策として、こんなことをしていました。

まず部屋に着くと、すでにふとんが敷いてあります。

夕食は時間予約制です。

朝食もおなじですが、以前のようなバイキングではなく、お仕着せの料理でした。



帰宅後さっそく、キャディーバッグを見ました。

スペースを仕切っている横棒のねじを外し、横棒の隙間にあるものを差し込みました。
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AC用のビニールケーブルがあったので、これを割いて一本にし、それを使ったのです。

差し込んで向こう側から顔を出したら、引っ張って縛ります。

反対側も同様にします。

結び目が緩むといけないので、接着剤で固めました。
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これでなんとかもとに戻ったと思います。


5047号 75歳

町内会から回覧板が回ってきました。

見ると「75歳後期高齢者になった方は、この表に書き入れてください」というもの。

表があるのに、まだ誰も記載していません。

該当者がいないのか、それとも。

その表には、氏名、生年月日、住所、電話番号を書くようになっています。

昔ならともかく、いまの個人情報を大事にする社会であるのに、町内をグルグル回る、だれでも見ることが出来る、回覧板に書くのはいかがなものかと、私は該当者なのにスルーしました。

これでなにか記念品でもと思いましたが、個人情報を白日の下にさらすことの方がまずいと考えたからです。

そもそも区は把握しているのですから、区からの調査ではないですね。

きっと町内会からのお祝いなのかもしれません。

しかしその旨書かれていないので、あれはないですよ。




5046号 個人の感想

テレビCMで、特に健康食品やサプリなどの説明で、左横に小さく「個人の感想です。効能をあらわすものではありません。」と書かれています。

そう書かれていても、出演している有名人は効能を強調しています。

CMを制作するとき、その出演者の話すことはすべて原稿ができており、あたかも芝居のセリフのように語るのです。

メーカーの要求通り、効能がよくわかるようにしゃべります。

しかし法律で禁じられていることから、「個人の感想」ということにして逃げています。

明らかに責任逃れの方法です。


私もサプリを3種類飲んでいますが、どれも「1日4粒召し上がってください」とか書かれています。

「召し上がる・・」ねぇ・・。

実際にサプリを飲んでいるとき、飲んでいるのであって、召し上がってはいませんよ。

法律が禁止しているのはわかりますが、あまり面白くないですね。

昔の「ガマの油売り」みたいな、多少誇張して、インチキとまでは言いませんが、その方が愉快だと思うのですが、ダメですよね。

それもこれも、なにかあったとき責任を追及されるのを避ける為なのです。

なにしろ日本は過保護社会ですから、そのせいでたくましい国民が育たないのです。

でも反面そのおかげで、安心して生活できるというメリットもあります。





5045号 またもうがい薬

先日は興亜のコルゲンうがい薬が払底して、どこのドラッグストアにもないと書きました。

今度はイソジンです。

イソジンなんて、そこらへんにいくらでもあり、大きな施設のトイレに置いてあったりします。

大阪府の会見で、イソジンがコロナの重症化を抑える効能があると発表したため、もうこの世から姿を消しました。

どこにもありません。

メーカーは増産体制で臨んでいますが、追いつかない状況です。

私の洗面台のイソジンは、もう少しでなくなりますが、カミさんが閉まっておいた大きめのイソジンがありました。

とりあえずは大丈夫ですが、私はいつもコルゲンを使ってうがいをしています。

ヨード系ではないので、大阪府知事が言うような効能はないでしょうが、風邪もひかないので続けます。

そして時々いまや貴重品となったイソジンでうがいをしましょうか。

のどがちょっと赤くなったようなときは、イソジンが強い味方です。



5044号 名前

NHKの「日本人のおなまえ」を見ていると、ずいぶん珍しい、奇妙な名字があるんだと、あらためて驚きます。

日本には、約30万種類の名字があり、そのうちの 7000種類で人口の96%をカバーしているそうです。

また、佐藤、鈴木、高橋、田中など、名字ランキング1-10位の名字だけで、総人口の約10%をカバーしています。

世界で一番名字の多い国はアメリカで150万あります。

イタリアが35万、ドイツは30万で多い国になります。

逆に少ない世界一は韓国で286と言われています。

なにしろ上位5位までの、金、李、朴、崔、鄭の姓が人口の半数を占めるのです。

中国の名字は約4000種類で、同姓同名がわんさかいるのは仕方のないことです。


名字ではなく、名前の方では、なぜか同じ名前が多いのではと、間違っているかもしれませんが、勘ぐってしまいます。

ロシアでは、ウラジミールとミハイルなどがよく出てきます(プーチンも)。

イスラム系の国では、石を投げるとムハンマド(モハメド)に多分当たります。

イギリスは名前で社会的身分がわかると聞いたことがあります。

たしかドイツもそうだとか。

王子のヘンリーという名前は、アメリカではあまり見ない聞かない名前のようです。



この記事は私の勝手な思い出書きましたので、間違っているところがあると思うので、いい加減に読んでください。


5043号 抜かれる!

「有楽町」まで行くので、久しぶりに地下鉄に乗りました。

「森下」で大江戸線に乗り換え、「月島」で有楽町線で「有楽町」まで行きます。

途中の駅では、下りのエスカレーターがないところが多いのです。

家でもそうですが、下りの階段は注意して降りています。

下を見て一段ずつ確認しながら降りるのです。

そうしていると、隣に若い女子が追い抜いて行きます。

下も見ず、場合によっては、“下り階段スマホ”状態です。


自分でも知らないうちに、歩幅が狭くなり、足取りもゆっくりとなっているのかも。

そういえば、以前青山通りの下り坂で、幼稚園の女の子を連れたお母さんに抜かれたことがありました。

外出時、相当早めに家を出るので、つまり急いでいないので、ゆっくり歩いていいんだと、言い訳気味の納得をしています。

階段で転がり落ちないよう、これからも注意してゆっくり行こうと思っています。


5042号 先日のゴルフとサングラス

小山市にあるゴルフ場へ行きました。

人数が足りないからと、助っ人で呼ばれました。

最近のゴルフ場の定番は、車を玄関に着けて、キャディーバッグを自分で降ろしバッグ立てに持っていきます。

以前はスタッフがバッグを降ろしてくれ、自分はそのまま駐車場に車を持っていくだけでした。

クラブハウスに入る前に、マスク装着です。

ロッカーは使えるゴルフ場と、まだ使えないところと分かれているようです。

そこのゴルフ場はロッカー解禁となりました。

朝のコーヒーはダメです。

レストランは昼のみ。

ラウンド終了後、ここのゴルフ場は「クラブの清掃は自分で」とのことでした。

私はなんでも自分でやる方なので、ちっとも面倒ではありません。

ヘッドカバーも間違えずにはめられますし・・・。


スタート前持ってきたサングラスをかけましたら、なにか曇っているようなので、ティッシュペーパーでふき取ってみましたが、相変わらずです。

どうもザラザラしていて、経年劣化のようです。

もう10年以上にもなりますかね。

我慢してかけてはいましたが、もう寿命だなと納得しました。

翌日ゴルフショップで新しいのを購入しましたが、条件はこうです。

できるだけ明るいレンズ、ケースは小さいもの。

サングラスに0.1とか書いてありましたが、これは0.1%と読むので、99.9%UVカットになります。

レンズ(実際は度も入っていないプラスチック)の明暗度合いは、UVとは関係ありません。

昔は結構暗いのを選んでいましたが、最近はできるだけ明るい方を好むようになりました。

選んだサングラスを見せ、このケースも欲しいと言いましたが、サングラスの品番ごとにケースが異なるのだそうです。

なんだか変だなと思いつつ、サングラスの化粧箱を見るとちょうどいいではないですか。

これに入れればボストンバッグに直に入れてもかさばらないし大丈夫です。

バカでかいケースは無用の長物です。


5041号 市町村

日本の自治体「市」は、英語での表記が、Cityだ。

「市」の他に「町」と「村」がある。

「市」となる要件は、人口5万人以上、中心的市街地に全戸数の6割以上があるなど。

町は、当該都道府県がそれぞれ条例で定める要件(人口、連坦戸数あるいは連坦率、必要な官公署等、産業別就業人口割合等)を具備すること。

村の法的な要件は、特段定めはなく、市の要件も町の要件も満たさなければ、自動的に村となる。


「市」がCityであるのは納得するが、「町」と「村」の表記がなんとも違和感を感じさせる。

よく地方の道路(高速を含む)を走っていると、自治体の境にその自治体の名称が書かれた看板のようなものが見られる。

それによると、「町」はTownである。

自然豊かな、青々とした木々が茂る森を見ながら、「ここがタウン?」と思ってしまう。

「歌舞伎町タウン」ならよくわかる。

「村」はVillageだ。

私は違和感を感じてしまうのだが、外国にも同じように「Town、 Village」が存在するから、私の違和感は間違いだろう。

もっとも外国の「Town、 Village」は内容がずいぶん異なるものが多いようだ。