テーマ:実録シリーズ

4020号 ○ハラ△ハラ

中年男二人と若い男が一人が居酒屋へ。 「いらっしゃい!何名さまですか?3名さま、どうぞこちらへ」 「お飲みものは?」 「とりあえずビール、生? じゃ生みっつ」 「生3ちょう!」 おしぼりを使いながら 「あ~、今日も終わったな」 「それにしてもひでぇ話だ」 「なにが?」 「最近のオフィスの雰囲…
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3752号 財務官僚の悲願(フィクション)

わが財務省は官庁の中の官庁、最強軍団である。 我々財務官僚がこの国を動かしている。 そういう自負を持っている。 しかし我々の長年の念願であるプライマリーバランスの黒字化が、いまだ達成できていない。 問題は安倍政権である。 消費税増税の計画は何度も延期され、次回予定されている消費税10%もどうなるか危うい状態…
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3717号 「痛くもかゆくもない!」

「委員長様!ミサイルが日本のEEZ内に着弾しました」 「日本は何と言ってるんだ?」 「内閣はいつものように『北朝鮮に対し、厳重に抗議を行い、強く非難した』と述べてます」 「フン痛くもかゆくもない、かまわないから撃て撃て!どんどん撃て!」 「彼の国には平和憲法っつうのがあり、こっちには攻めては来られないのだ」 …
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3406号 当たり屋親子の企み

ここに当たり屋の親子がいる。 父は長年の所業で相当体にガタがきている。 息子は元気だ。 「ちょっとこっちへ来い!」 「なんだよオヤジ」 「これからのことをよく言っておくからよく聞くように」 「なんなの?」 「俺は世間には顔向けできない商売をしている。それは仕方がねぇからやっているんだ。母さんが早く死んじまってお前を育てるの…
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3394号 イヴァンカの戸惑い

ニューヨーク5番街、トランプタワー。 「イヴァンカ、こっちへ来なさい」 「パパ何なの?いまちょっと手が離せないのよ」 「いいから来なさい」 「何なのよ・・・」 「お前ニッポンに行きなさい」 「エー!ニッポン?」 「お父さんはお前を大使にと考えてるんだ」 「私が~ニッポンの~?、イヤよ!それ…
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3279号 頭の悪そうな顔

あるカフェにOLが3人入ってきた。   女子会みたいだ。 「スイマセーン!」 「ご注文は?」 メニューを指さし「私はこのスイーツ」 他の2人もそれぞれオーダーを入れた。 1人がしゃべりだした。 「トランプの奥さん見た?」 「なんてったっけ?」 「マラリアとかマライヤとか・・・180センチもあるんだって。モデルでしょ…
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3206号 世の中、すべて金だ?

ある男の独り言。 フランスが余計なことしやがるからこっちが迷惑すんのよ。 日本の連中も大慌てさ。 日本人は真面目だから、神聖なオリンピックでそんなことは許されないなんて言ってるヤツがいるかもしれないが、世の中金よ! オリンピックなんてこんないい機会はない。 人にものを頼むなら、それ相応の謝礼を払うのは当たり前だろう。 まして…
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3205号 海鮮丼

ここは浅草の老舗の陶磁器の会社。 いま来年の就職試験を準備中。 総務部長の菅氏は、試験問題を作成し、役員会に諮るための準備をしていた。 役員会当日、安倍社長は菅総務部長の試験問題を見てこう聞いた。 「菅君、この問題はなんだね?」 「社長、どれでしょうか?」 「この海鮮チラシのことだよ」 「これで…
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3157号 天神さまの悩み

ある日の天神様。 「おいおい、最近はどうなんだ?」 「天神様、最近は繁盛してますよ。」 「そうですか。それは結構ですが・・・」 「ここは御承知のように受験生が沢山参りますから・・」 「合格祈願ですか? 困りましたねぇ。」 「天神様、今年はもう4万件以上になりました。」 「まぁ受験生や親御…
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3131号 ゴミ屋敷

世間のヤツラはオレのことをゴミ屋敷と言いやがる。 オレだって好きでやってるわけじゃない。 最初はゴミを出すのを忘れたんだ。 だがな少しずつたまっていくと、不思議になにか快感なんだ。 収集癖というのかもしれない。 ゴミの価値ってわかるか? 足の踏み場もないようになりゃゴミ屋敷としては一人前よ。 …
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3128号 ある機関士の汽笛

瀬山恒三郎は昭和は遠くなりにけり9年、三陸の裕福な家庭に生まれ、父親はその町の有力者であった。 恒三郎は父の仕事を継ぐように言われていたが、どうしてもその気になれず悩んでいた。 夏祭りの日、恒三郎は幼いころから知っていたある少女と出会った。 少女の名は菊枝といい、恒三郎と二つ違いだった。 昭和37年、恒三郎はあることがきっかけで…
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3126号 不思議な体験

あのゴルフ場へ行くには、HPのアクセスのように行けばいいのだが、自分で近道を研究したりして、新たなルートを発見した。 それは裏道からさらに左に入る細い登り道を使うのだ。 狭い急カーブを40mほど上ると、また農道のような細い道に出る。 ここで左に約150度曲がるのだが、直角三角形のように曲がらなくてはならない。 こ…
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3095号 猿回しって虐待?

ボクは今年の干支のサルだ。 サル回しの親方に仕込まれて早8年が過ぎた。 親方はあと3匹の若いサルを抱えている。 仕込まれたと書いたが、それは過酷な訓練だった。 空中の輪をくぐるくらいはどうってことはないが、竹馬に乗ってジャンプするのは得意じゃない。 何回も落ちて、客は笑うし親方はあとから仕置きをする。 …
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3091号 電力の小売り自由化

中学生の息子がオヤジに質問してきた。 「あのさ、電力の小売り自由化ってさ、よくわかんないんだけど」 「どこが?」 「みんな電気を作るの?・・・どうやって契約した家庭に送れるの?」 オヤジはじっと考えていたが・・・・ 「大きな川があるとする。」 「ウン?」 「その川を送電線とする。川の水が…
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3084号 「月の沙漠」の秘密

ある会社の社員食堂でのシーン。 「娘が幼稚園で月の沙漠を覚えてきて家で歌ってるんだ。」 「へー、かわいいじゃない?」 「それで娘が訊くんだ。王子様とお姫様はどこへ行くのって・・・。」 「そりゃ難しい質問をされたな。」 「お前わかるのか」 「あの歌はな、昭和初期に作られた童謡で、タイトルの「さばく」は沙漠と書くんだ。わざわざ…
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3078号 福袋

居酒屋に若いサラリーマン3人が入ってきた。 「いらっしゃい!何名さまですか?3名さま、どうぞこちらへ」 「あ~、今日も終わったな」 「お飲みものは?」 「とりあえずビール、生? じゃ生みっつ」 「生3ちょう!」 おしぼりを使いながら 「それにしてもひでぇ話だ」 「なにが?」 「カミさんだよ。」 「どう…
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3071号 不可逆的解決

居酒屋に若いサラリーマン3人が入ってきた。 「いらっしゃい!何名さまですか?3名さま、どうぞこちらへ」 「あ~、今日も終わったな」 「お飲みものは?」 「とりあえずビール、生? じゃ生みっつ」 「生3ちょう!」 おしぼりを使いながら 「それにしてもひでぇ話だ」 「なにが?」 「韓国の慰安婦の話さ」 「今度外務大臣どうしで、協議し…
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3061号 申年?

らいねんはサルドシだとお母さんがいいました。 ジュウニシというのがあって、じゅんばんにどうぶつがでてくるんだそうです ことしはヒツジドシでした。 ネズミ、ウシ、トラ、ウサギ、タツ、ヘビ、ウマ、ヒツジ、そしてサルです。そのあとがトリとイヌとイノシシです。 なんでイヌがいるのに、ネコがいないんでしょうか? …
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3048号 スイングバイ

居酒屋に年配のサラリーマン3人が入ってきた。 「いらっしゃい!何名さまですか?3名さま、どうぞこちらへ」 「あ~、今日も終わったな」 「お飲みものは?」 「とりあえずビール、いや寒いから熱燗にしようか?」 「ねぇさん アツカン!」 おしぼりを使いながら 「それにしてもすごい話だな」 「なにが?」 「なに…
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3030号 猫だまし

大相撲10日目、白鳳が「ネコだまし」という奇策を使ったことで賛否両論、喧々諤々の話題となっている。 以下は居酒屋の会話である。 「白鳳は汚い手をつかったな。」 「横綱だからな。もう少し横綱らしい相撲をしてほしかったよ」 「オレはそうは思わないよ」 「どうしてだ?」 「相撲はスポーツだろうが・・・、反則をしたわけでもないのに…
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3005号 マイナンバーが来た!

居酒屋に若いサラリーマン3人が入ってきた。 「いらっしゃい!何名さまですか?3名さま、どうぞこちらへ」 「あ~、今日も終わったな」 「お飲みものは?」 「とりあえずビール、生? じゃ生みっつ」 「生3ちょう!」 おしぼりを使いながら 「それにしてもひでぇ話だ」 「なにが?」 「我が家にもマイナンバーが来たんだ」 「おれんとこも来…
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2680号 明るい家庭

新橋の居酒屋・・・・ 居酒屋に中年サラリーマン3人が入ってきた。 いらっしゃい!何名さまですか? 3名さま?、どうぞこちらへ 「あ~、今日も終わったな」 お飲みものは? 「とりあえずビール、生? じゃ生みっつ」 ナマ3ちょう! おしぼりを使いながら 「福山結婚しちゃったな」 「フキイシなんとかっつう子だろ?」 「吹…
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2605号 冥王星の憂鬱

わたしは冥子と申します。太陽家の子供でございます。 太陽家は長女の水江、次女の金美、3女地津、4女に火子がおります。 そして長男の木造、二男の土蔵、3男は天太、そして4男の海彦が生まれ、最後に私冥子となります。 父は所在不明ですが、母と共に兄弟仲良く暮らしておりした。 母は歳を取っているので、子供たちを呼ぶのに、…
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2588号 木綿のハンカチーフ物語(11)

そこは渋谷から3つ目の「池の上」という駅から歩いて10分ほどのアパートだった。 大きな敷地にそれは建てられていた。 隣は大家さんの本宅があった。 多分自分の土地の一部に建てたアパートなのだろうと祥子は思った。 2階の端っこが206号室だった。 ドアの横に智弘の表札と女名前の表札がかかっていた。 ドアの…
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2587号 木綿のハンカチーフ物語(10)

年の瀬も押し詰まった30日、祥子は親に黙って家を出た。 正月の準備に忙しいこと、そして親からは間違いなく叱責されることを知りつつ、智弘のいる東京に向かう列車の中にいた。 智弘の手紙の住所にあった寮に着いたが、そこの郵便受けには智弘の名前が見当たらなかった。 「何かお探しですか?」管理人らしい中年の男性が声をかけた。 …
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2586号 木綿のハンカチーフ物語(9)

2週間ほどして智弘はやっと祥子に返事を出した。 「君はもともと養子をもらうんだと言ってたよね。いい話じゃないか。いま僕は帰れないんだ。どうか幸せになってくれ」という内容の手紙だった。 智弘は祥子の結婚話に少なからずショックを受けたが、祥子からそう言ってくるのだからもう決心したのだろうと考えた。 祥子は智弘との結婚を…
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2585号 木綿のハンカチーフ物語(8)

智弘と佳織の交際はそれからも続いた。 佳織は智弘の島根なまりを時々笑ったが、智弘は佳織に好意を抱くようになっていたので大して怒りもしなかった。 二人が深い関係になるのも、そう時間がかからなかった。 寮に女性を連れてくるのはさすがに出来なかったので、部屋を借りようと二人で不動産屋をたずねた。 そして二人の同居生活が…
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2584号 木綿のハンカチーフ物語(7)

祥子の父はこのところ体調に自信がなかった。 3年前から医者に糖尿病と言われ、食事やなにやら注意していた。 そんなことから、自分の後継者を早く見つけなければと思っていたが、松江市で一番大きな神社に、去年國學院大學を出た次男がいることを知り、さっそく松江を訪れ、その父親に話を持ちかけた。 この神社は長男があとを継ぐことが決…
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2583号 木綿のハンカチーフ物語(6)

レストランの仕事は、それほどきつくはなかったが、先輩たちの智弘を見る目が気になっていた。 智弘の勤務する店にはホール係のアルバイトが何人かいた。 その中に佳織という21歳の女の子がいた。智弘より2つ年上だが、目がクリクリしたかわいらしいコだった。 智弘は佳織に「先輩、先輩」と呼ぶようにしていた。 佳織は東京育ちで…
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